THE RETURN
父、帰る
ディアフランキーに続く父子。これまたいくらでも語れる映画だな。といっても、最近は鑑賞後にぐぐるのが恒例で、皆さんのレビューを見てこそ内容理解を深め映画を楽しんでいる。これもまた一人では絶対に出てこない事実がありまして。
1.キリスト教(やロシアの社会情勢)にまつわる隠喩があちこちに。
2.タルコフスキーとの相対性。
ほうほう。2はわかりませんが、1は(一応、書いてあるものについては)納得。自分でも探してみたり。そうかー。物見台とか、そうなのか。構図や父親の振る舞いや風景シーンなどは私の目から見ても際立っていて、全体にしん、と一定の秩序を感じるのですが、1の効果なのかな。「ストイック」という形容詞はしっくりきます。画面にのっけるものを限定していてごちゃごちゃしてないし。海や島など景色はすごくキレイで印象的なんだけど、行きたいとは思わない。なんとなく物悲しい。
そしてストーリー。裏切られます。呆然と、でも不思議とすっきりしなくないで終わる。ニヤっとしちゃった。確信犯だと思いますが。こういう手法はじめてかも。大事なのはそこじゃないんだよ、いいんだよってことかな。私、村上春樹のつじつまが合わないのすっきりしない人なんですが。弟の、最後の「パパー」すごく揺り動かされた。「ディアフランキー」と同じなんじゃないか、というひとがいましたが、私はそう思わないな。ほんとのパパだと思っていいんじゃないかな。というか、それを追求しようとは思わなかった。
それで・・・。隠喩とかていうのは、新しいしおもしろいけど、それがいいか悪いかって言うのはまた別で。建築と映画は違うけど、なんで?と説明を求めてしまう。
最近またこのシリーズに力をもらってます。
おまけ。デジカメの接写の実験。奥行きが必要かと思ってペン立てでやってみたんだけど。グーフィーだけ接写にしたかったんだけど、全体になってるな。補正なし。



















































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